ホールボディカウンター(WBC)専門の遮蔽工事

バックグラウンドの影響によって性能が出ていないホールボディカウンターがあります。

内部被ばくの影響をモニタリングするため、ホールボディカウンター(以下、WBC:Whole Body Counter)による測定が行われています。
WBCによる内部被ばくの測定を高い精度で行うためには、バックグラウンドの放射線量をどれだけ抑えられるかが重要です。
しかし、なかば急場しのぎで測定専門の場所でないところに設置せざるを得なかったWBCの中には、バックグラウンドの遮蔽が十分に行われていないことが理由で、機器の性能を十分に発揮できていにないものが少なからずあるようです。

現在、福島エリアで使われているWBCには、立位型と椅子型の2種があります。

立位型は、全身を鉛遮蔽体で覆いますので、これには、追加遮蔽は不要です。
しかし、体格差が測定結果に影響を与える傾向があることと、狭い空間に入らねばならないこと(恐怖感がある)から、立位型は、子供の内部被ばく線量の測定が難しいと言われています。

一方で椅子型は、体格の補正が立位型より容易と言われています。
また、立位型に比べて開放的であるため、測定に対する恐怖感を軽減できるというメリットがあります。
しかし、WBC自体に遮へい機能がないことから、環境放射線の影響が小さくないという問題があります。

椅子型WBCが設置されているものの、特に放射線を遮蔽していない測定室では、コンクリートに含まれるカリウム40などの自然放射線だけでなく、場所によっては屋外の土壌や屋根等に積もったセシウム134、137などの放射線量が、無視できないレベルで入り込んでいるところもあるようです。

今のままでは非効率で被験者のストレスも高くなります

このような環境下である程度の測定精度を出すために、測定時間を長めにとらざるを得ません。
しかし、長い時間同じ姿勢で固定化されることにより、被験者は強いストレスを感じます。特に小さな子供は20分~30分の間座り続けることに耐えられません。
また、一被験者あたりの時間が長ければ、一日に測定できる回数も限られてしまうため、それだけ住民の方々を待たせてしまうことにもなりますし、高価な測定器が十分に有効活用されず、限られた資金と時間という資源を非効率にしか使えていないことになります。
このような状況を改善するためには、遮蔽工事が有効です。しかし、部屋全体の遮蔽工事を行うにはかなりの投資を要します。また、部分的に遮蔽しようにも、遮蔽体として主に使われる鉛の扱いは難しく、専門的な知識と技術が必要とされます。現時点で手軽に入手できるものとして、鉛ボードがありますが、最大でも鉛当量1ミリ程度の製品しかなく、それだけでは効果は限定的であると言わざるを得ない状況です。

低コストかつ短納期で施工できる遮蔽体の工事プロセスを開発しました。

そこで、株式会社グリーンテクノロジーズでは、低コストかつ短納期で施工できるガンマ線遮蔽体の工事プロセスを開発しました。当社の遮蔽工事には以下3つの特徴があります。

1)最小の鉛量で最大の効果
測定室のWBCから見た線源の方向を特定し、WBCのセンサーの視野角との関係から、遮蔽体の構造を設計します。
また、機器の特性と測定に求められる期待精度と、測定室の耐荷重などの制約条件といった複数の変数から、最適な鉛量を計算します。
これにより、最小の鉛量で最大の遮蔽効果を出すことができます。

2)遮蔽パネルのモジュール化
弊社では、厚さ60ミリの鉄製枠に鉛を挟み込んだパネルを開発しました。このパネル内の鉛は5ミリから最大40ミリまでの厚さに対応できます。これにより、測定室で鉛を加工することなく、安全に遮蔽体を組み立てることができます。

3)受注から最短2か月での設置
上記の設計手法と施工方法により、受注から最短2か月で設置工事を完了することが可能です。

実際の測定室で施工されています

弊社が遮蔽工事を行った福島県二本松市の二本松市内部被ばく測定センターでは、バックグラウンドのカリウム40が特に強い場所に設置されていたため、WBCの精度が十分に出ていませんでした。しかし、弊社の分析と、最適な遮蔽パネルの設計・施工がWBCの精度向上に大きく貢献しました。 料金表 【設計・施工費】 WBC1台あたり600万円(税別)~ ※バックグラウンドの線量、機器の特性と期待される精度により、価格は変動します。 ※遮蔽パネルの配送および搬入費は場所により別途お見積りいたします。 【調査費】 お見積りの時点で現地調査をご希望される場合は、調査費として5万円(税別、交通費含む)を申し受けます。 ※最終的にご発注いただいた際には、総額からお戻しいたします。 なお、お電話、電子メール、FAX等でのご相談は無料です。 お気軽にお問い合わせください。 株式会社グリーンテクノロジーズ 03-3297-7852 ウェブサイトからのお問い合わせはこちらからお願いいたします。

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